THF 育成プラン
THF Development Model ©by THF
Hockey CanadaのピラミッドやLTADモデル等を参考にしながら 、代表・藤本が海外で学んだ指導論や経験を日本国内の環境に合わせて構築した育成モデルです。
運動力
基礎運動能力
-
立つ・しゃがむ・走る等の基礎的な動きや、跳ぶ・這う・投げるなど、ホッケーに関係無さそうで、実は関係がある基礎運動能力。肩の力の抜き方や足への荷重の掛け方等、様々なスキルのパフォーマンスに直結します。
スポーツ特化型運動力
-
スケーティングを意識した前後左右への飛び跳ね、パス・シュート時の後ろから物を引っ張る方法、陸上での状況判断を養う為のボールゲー ム等、基礎運動能力をどの様にアイスホッケーに特化した動きで使うかの知識が必要です。
スキル
スケーティング
-
アイスホッケーで一番大事な要素です。近年、他のスキルばかり練習している選手を見かけますが、トップレベルの選手は「滑れて当たり前」です。ポイントに絡みたいのであれば先ずパックを奪い取る必要があります。パスレシーブ時に体勢やスケーティング方向を変えてレシーブする必要もあります。1:1のフェイントで抜く、あるいは守る場合は必ず足が必要となります。スケーティング練習はキツイかもしれませんがトップを目指すのであれば選手に一番大事にして欲しい部分です。
-
ボディチェッキングはスケーティング技術とバランスが必要なため、スケーティングと直結しています。
パックハンドリング
-
THFではハンドリング・パス・シュートをパックハンドリング(パックを扱う)という名称にまとめます。ハンドリング時のカッピング、パスレシーブとパス時のブレードの角度、リストシュート時のブレードの返しは全て手首の回転で決まります。また、自分にベストなハンドリングポジション(トップハンド・ボトムハンドの位置、ブレードのライ角度や肩の使い方)を理解すれば、自分にとってベストなパスを出すポジションやレシーブのポジションを理解出来ます。また、パスを出す時の身体の動きとシュートを打つ時の動きは殆ど同じです。
-
スティックチェックはパックの扱い方と直結するため、パックハンドリングの中に分類されます。
ディシジョンメイキング(判断力)
-
デシジョンメイキングは主に状況把握と状況判断に分かれます。自分や周囲が置かれている状況を的確に把握した上でこれから起きる展開を予測して行うべきアクションを判断します。そのアクションが成功したのか失敗したのかを振り返って評価します。